【心電図検定公式問題集の解説】問題1:正常(学童)。

問題解説

心電図検定公式問題集の解説

※ 心電図検定公式問題集(2級/3級、改訂3版)の問題を解説しています。

問題1:正常(学童)の心電図所見

リズム:整。
心拍数:71 /分。
P波:正常(高さ、幅)。
PR間隔:正常、0.12 秒程度(2.5~3 mm程度)。
QRS波:正軸。幅 0.08 秒程度(2 mm程度)、RV1 = 0.8 mV、RV5 = 3.0 mV、肥大所見なし。V5~V6に中隔性q波。Ⅲ、aVFに小さなq波。
ST部分:上昇・下降なし。
T波:V1~V2で陰性T波。

判読のポイント

・発育に伴って前胸部誘導のT波は陽性化していく。
乳児期 :V1~V4に陰性T波がみられる。
10~11歳:V1~V3に陰性T波がみられる。
12~14歳:V1~V2に陰性T波がみられる。
16歳まで:V1に陰性T波がみられる。
・学童では、成人と比較して心拍数が速く、PR間隔およびQRS波の幅が狭い傾向がある。・小児では生理学的右室肥大を反映して、成人と比較してV1誘導のR波が高く、V5~V6誘導のS波が深いことが特徴(幼少であるほどその傾向が強い)。

鑑別を要する心電図

・肺高血圧症。
・肺動脈狭窄。

心電図検定対策におすすめの本

改訂3版 心電図検定公式問題集(2級/3級)

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オススメ度:★★★


日本不整脈心電学会が出版している公式問題集です。
② 2~3級の受験者を対象とした本ですが、1級相当の問題が19問あります。
③ 最初にこの本で現時点の実力を測ると良いと思います。
④ おすすめの人:すべての受験者(1級~4級)

実力心電図 ―「読める」のその先へ

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日本不整脈心電学会が出版している書籍です。
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大型本で見やすく解説や鑑別のポイントが充実しています。
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レジデントのための これだけ心電図

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① 研修医向けの本ですが、心電図を全くの基礎から学びたい人におすすめです。
② 本書のような易しい本でザッと全体像を理解しておくと勉強が楽になります。
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楽しく学んで好きになる!心電図トレーニングクイズ

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続・楽しく学んで好きになる! 心電図トレーニングクイズ2

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①「心電図トレーニングクイズ」の続編です。
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心電図のみかた、考えかた 応用編

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→ 対話形式なのでスイスイ読んでいくことができます。
もう一段上の知識を付けたい人に確実におすすめできます。
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