【心電図検定公式問題集の解説】問題45:非伝導性心房期外収縮。

問題解説

心電図検定公式問題集の解説

※ 心電図検定公式問題集(2級/3級、改訂3版)の問題を解説しています。

問題45:非伝導性心房期外収縮のモニター心電図所見

背景:50歳、女性。脈が飛ぶ自覚があり来院。
リズム不整
心拍数:約 40~75/分。
P波1拍目、6拍目の後に異所性P波(心房期外収縮)を認める。
QRS波:幅0.10秒程度(2.0~2.5 mm程度)。
ST部分:正常。
T波:正常。1拍目、6拍目の後に異所性P波(心房期外収縮)を認め、T波が二相性に見える

これらの心電図所見より、選択肢の中では「非伝導性心房期外収縮」が正しい。

判読のポイント

1拍目、6拍目の後に異所性P波(心房期外収縮)を認め、T波が二相性に見える。
→ 非伝導性心房期外収縮と判断できる。

期外収縮とは?

① 期外収縮とは「本来の収縮よりも早く出現する収縮」のこと。
② 洞結節以外の場所から刺激が発生する。
③ 刺激の発生部位によって「上室期外収縮」と「心室期外収縮」に分けられる。
④ 洞調律と期外収縮が交互に出現する場合=二段脈。
⑤ 洞調律2拍+期外収縮1拍=三段脈。

非伝導性上室期外収縮とは?

房室結節の不応期が残っていると「異所性P波のみ」となり「QRS波が脱落」する。
非伝導性上室期外収縮と呼ぶ。

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